「アディダスのスーパースターが欲しいけど、種類が多すぎてわからない…」
「『82』というモデルがあるけど、普通のやつと何が違うの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
一見すると同じに見えるスーパースターですが、実は量販店でよく見る「定番モデル(スーパースターⅡ)」と、こだわりの「82(1982年復刻モデル)」では、醸し出す雰囲気がまったく違い別物です。

この記事では、スニーカー好きの間でも評価が高い「スーパースター82」と「定番モデル」の決定的な5つの違いを徹底比較。
読めば、なぜ数千円高くても「スーパースター82」が選ばれるのか納得できるはず!
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そもそもアディダス「スーパースター 82」とは?
アディダスの不朽の名作「スーパースター」。
その中でもスーパースター 82は、1982年当時のディテール(仕様)を忠実に再現した復刻モデルです。
現在、ABCマートやアディダス公式などで1万円前後で売られている「定番モデル(型番:EG4959など)」は、現代風に履きやすくアップデートされたもの。
一方で「スーパースター82」はシルエットの美しさや素材の高級感を追求しており、「本物を知る大人のためのスーパースター」という位置づけになります。

靴好きから見るとすぐに判断できますよ
【徹底比較】ここが違う!「82」と「定番モデル」5つのポイント
では、具体的に何が違うのか?
並べてみると一目瞭然な5つのポイント解説します。
1. ソールとシェルトゥの「色味」が違う




- 定番モデル:真っ白(ピュアホワイト)。新品感が強く、少しスポーティで若い印象。
- 82モデル:生成り色(クリームホワイト)。最初からヴィンテージのような味があり、古着やデニムとの馴染みが抜群。
82のクリームがかったソールは、履いた瞬間から「こなれ感」を演出してくれます。



もちろん他のカラーも多数。




2. アッパーの「革の質感」が違う
定番モデルはコーティングされた少し硬めのレザー(または合成皮革)が多いですが、82は「天然皮革(プレミアムレザー)」を使用しています。
しっとりとした質感で足馴染みが良く、履き込むほどにシワが入って自分の足の形になっていく経年変化(エイジング)を楽しめます。



履きこむほど味が出るというやつですね
3. 「シュータン(ベロ)」の厚みが違う




ここを見ると、通な人にはすぐに見分けがつきます。
- 定番モデル:分厚いタン。クッション性はあるが、足元がボテッとして見える。
- 82モデル:クッションを抜いた薄いタン。足首周りがスッキリして、パンツの裾が綺麗に収まる。また、ロゴは型押しなどの控えめなデザインが多い。
4. シェルトゥ(つま先)の質感が違う




スーパースターの象徴であるつま先のゴム部分(シェルトゥ)。
82モデルは、当時の金型を再現しており表面の凹凸(テクスチャ)が少し荒く、マットな質感になっています。この武骨さが、レトロな雰囲気を醸し出します。
5. シルエット(形)のシャープさ




82は全体的に少し細身で、甲の高さが抑えられたシャープなシルエットです。
定番モデルのような丸っこい「可愛さ」ではなく、シュッとした「スタイリッシュさ」があるため、スラックスやセットアップの外しとしても使いやすいのが特徴です。
サイズ感の違いは?購入前にチェック!
ネットで購入する際に一番怖いのがサイズ感ですよね。
82と定番モデルでは、サイズ選びに若干の違いがあります。
スーパースター82は少し横幅がタイト
前述の通り、スーパースター82は1982年当時のシルエットを再現しているため、現代のモデルに比べて「横幅がやや狭く、甲が低め」に作られています。
ただしその細身のシルエットがシルエットの項目でもお伝えしましたが、通常のスーパースターと差別化されよりスタイリッシュで高級感が生まれていますよ。
スーパースター82のサイズ選び推奨チャート


- 足の幅が細め・普通の人:いつものアディダスと同じサイズ(ジャスト)
- 足の幅が広い・甲が高い人:+0.5cm(ハーフサイズアップ)
ポイント:
82はシュータンが薄いため、紐をギュッと縛って履くのがカッコいいスタイルです。「少し大きめを買って、紐をしっかり締める(デカ履き)」のが、通な履きこなし術です。



私はやや足幅が広いですがいつも通りのサイズで大丈夫でした。
結論:数千円の差なら、断然スーパースター82がおすすめ
定番モデルと82、価格差は数千円程度(セール時期ならほぼ同じことも!)です。
しかし、手に入る満足感は段違いですよ。
- 安っぽく見えない:クリームソールと上質なレザーが高級感を演出。
- コーデが楽になる:真っ白すぎないので、どんな服にも浮わずに馴染む。
- 長く愛用できる:履きこむほど「味」としてカッコよくなる。
「量産型のスニーカーは嫌だ」「大人の品格が欲しい」という方は、迷わず82を選んでください。玄関に置いてあるだけで気分が上がる一足になりますよ。
今回もスニーカーブログ「スニブロ」を読んでいただきありがとうございました。







